脊柱管狭窄症

1.神経テストで症状を把握

初めに症状がどこから来ているものなのか。何をすると症状が出るのか確認していきます。その際に

1.反射有無

2.筋力の強さ

3.感覚の強弱

などをさせていただき、なるべく正確に脊柱管狭窄症と症状の関連性を確認していきます。

正しい状態の把握が良い結果につながります。

2.歪みの確認、矯正

脊柱管狭窄症は体を前かがみにするほうが症状が緩和します。

歩行中には痛みが出現し、自転車や車では痛みを感じにくいのは姿勢による影響が違うためです。

よって姿勢の悪さが痛みの原因である可能性があるので歪みがあれば矯正します。

姿勢を改善することにより症状の緩和と予防につながります。

3.筋肉をほぐす

脊柱管狭窄症の場合、その周辺の筋肉が凝り固まっていることが多いです。

背部、腰部、臀部、大腿部などが非常に硬く、股関節あたりも硬くなります。

その結果身体は柔軟性を無くし動きにくい状態になりますし、筋肉の硬さが歪みの原因にもなります。

当院では手技でほぐす、メディセル筋膜リリースで筋膜の癒着をはがすなどをしていきます。

筋肉を柔らかくすることでそれらを防ぎ、血流が良くなることで早期改善にもつながります。

4.トレーニングとストレッチ

脊柱管狭窄症は自然に症状が緩和することも多い病気です。

腰背部のストレッチ、腹筋群の強化、背筋群の強化、殿筋群の強化などがおすすめす。

しかし、馬尾症状を呈している場合は自然軽快傾向がみられないケースが多いです。（例：しびれが両側性の場合）

この場合は手術が検討されるため、整形外科の先生と相談してみてください。