坐骨神経痛

1.適切な評価

初めに、患者様の症状や状態を詳しく把握し、神経のテスト法や全身のゆがみなどを確認して正確な評価をを行います。

上でも述べましたが、坐骨神経痛を引き起こす原因は様々です。

1，ヘルニアなどの軟骨の病気

2，脊柱管狭窄症、すべり症などの骨の病気

3，梨状筋症候群のような筋肉の病気

正確な評価が正しい治療につながります。

2. 姿勢の矯正、筋肉の改善

姿勢整えることや凝り固まった筋肉や神経の調整を行い、症状の改善を促進します。

姿勢によって出る症状に違いがあるので姿勢の変化は非常に重要です。

例えば腰椎椎間板ヘルニアに場合、体を前屈の姿勢をとったときに症状が増悪するケースが多いのに対し、

分離症やすべり症の場合、体をそらした際に痛みを訴えるケースが多いです。

同じ坐骨神経痛というカテゴリーなのに症状を誘発する動作が真逆です。

当院では姿勢や筋肉にアプローチすることで症状の改善と再発を予防します。

3.運動ストレッチ指導

結局のところ、身体を悪くなるような使い方をしているから体が悪くなる。これにつきます。

再発予防のために、ストレッチ指導は、もちろんのこと、特に、『職業・生活別運動指導』に力を入れています。

痛みの原因は、人よって違います。
その違いの理由は、日常生活で何をしているのかの違いです。
そこからゆがみ、筋力低下、クセが出てくるので、そもそもの生活に対してアプローチをすることでエラー動作が行われなくなり、痛みの発生を防ぐことができるようになります。